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誰も言わない『基礎化粧品の選び方』

誰も言わない『基礎化粧品の選び方』


基礎化粧品を、どうやって選んでいますか?
 
ブランドイメージ、広告イメージ、価格、クチコミなどでしょうか?
 
 
化粧品の世界は、実はとても不透明です。
 
その主な理由は美容成分の配合率がほとんど開示されていないからです。
 
 
例えば「ヒアルロン酸配合」と書かれていれば、「ヒアルロン酸の美容効果が得られる」と自然と思うでしょう。
  
ですが、本当にヒアルロン酸が『効果の出る量』で配合されているかどうかは、実はわからないのです。
 
 
医薬品とちがい、化粧品には配合量を記載する義務がありません。
 
だから、ごく微量しかヒアルロン酸を配合していなくても、「ヒアルロン酸配合の化粧水です」と言えてしまうのです。
 
 
そんな中で、どうやって基礎化粧品を選べばよいのか?
 
今回は、基礎化粧品の選び方の『秘密』を、6つのポイントでお話しします。


 
 
 
【ポイント1:美容成分の数がやけに多い化粧品は避ける】

 

美容成分の数がやけに多い化粧品は避ける

 
化粧品のパッケージを見ると、コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタ、○○エキス…など、聞いたことのある美容成分が書かれていると思います。
 
ですが、美容成分をいくつも高濃度で配合しようとすると、成分同士がケンカしてしまい、化粧品の中身が変質したりしてしまうことがあります。
 
そういったことを考えると、あまりにも多くの美容成分が書かれている化粧品は、それぞれの美容成分がごく微量しか配合されていないと考えていいでしょう。
 
 
いくつも美容成分が入っていても、それぞれの成分が微量しか入っていなければ、美容効果は期待できません。
 
 
それよりも、美容成分の数は少なくても配合量が多いほうが美容効果はありますので、むしろ美容成分の数が少ない化粧品を信用したほうがいいかも知れません。
 
 
また、1,000円を切るくらいの低価格の化粧品の中身は一般的に非常に安くつくられています。
 
 Column:化粧品の原価はどれくらい?

 
低価格なのにたくさんの種類の美容成分が書かれている、という場合、美容成分が微量しか入っていない、という可能性はさらに高くなります。

 
 
「美容成分の数が多い=美容効果が高い」というのは正しくありません。
 
美容成分の数がやけに多い場合は、逆に疑った方がよいでしょう。

 
 
 
 
【ポイント2:容量は少ないほうが信用できる】

 

容量は少ないほうが信用できる

 
美容成分を微量しか入れない場合、その化粧水を100mLつくるのも200mLつくるのも、実はあまりコストは変わりません。
 
油分の多いクリームはまだしも、化粧水やゲルは大半が水でできているので、容量を増やしてもあまり中身の原価は高くならないのです。
 
また容器のコストも100mLと200mLではそれほど変わりません。
 
ですので『大容量&低価格』を売りにしている化粧品は、美容成分を微量しか配合していない可能性が高いです。
 
 
ですが美容成分をしっかりとした量で配合していると、100mLと200mLではかなりコストが変わってきます。
 
この場合、「中身にお金はかかっているのだけど、容量を大きくすると値段が高くなってお客さんが手に取らなくなる…」と、仕方なく容量を小さくすることがあります。
 
 
なので、容量が小さいほうが、美容成分がしっかりと入っている可能性が高いと言えます。

 

 
 
 
【ポイント3:クチコミを信用しすぎない】

 

クチコミを信用しすぎない
 
高級化粧品や美容液への「シミ・シワへの美容効果がどうか」といったクチコミはいいのですが、低価格帯や大容量化粧品のクチコミは、あまり信用しないほうがいいかも知れません。
 
美容成分がごく微量しか入っていない場合、言い方は悪いですが「水と変わらない」化粧品となり、これは誰の肌にも合ってしまうため、それでクチコミの評価が高くなっていることが考えられます。
 
 
化粧品に美容効果なんて求めていない、というならいいのですが、クチコミの評価は美容効果と関係がない『使用感』への評価まで含んでいるので、そういう視点で読みましょう。

 
 
 

 
【ポイント4:豪華すぎる容器には注意】

 
豪華すぎる容器には注意
 
特に中価格帯の化粧品についてですが、同じ価格帯の他の化粧品と比べて、やけに豪華な容器を使っている場合、その分、中身にお金がかかっていないかも知れません。
 
例えば3,000円で販売されるゲルをつくるとき、その製造コスト(製造工賃+容器代+中身代)は600円くらいですが、このうち製造工賃は固定で発生します。
 
残った費用を中身代と容器代に振り分けるのですが、当然容器代にコストをかければ、中身にかけるコストは下がります。
 
 
難しいことですが「容器が素敵だから中身もいいはず」とは考えないようにしましょう。

 
 
 

 
【ポイント5:『無添加』や『○○無配合』はあまり気にせず…】

 

無添加や無配合はあまり気にせず
 
『無添加』 『パラベンフリー』
『鉱物油不使用』 『石油系界面活性剤不使用』…
 
化粧品には様々な「使用していません」アピールがあります。
 
ですが、こういったアピールの中には、実は何の意味もないアピールもあります。
 
 
例えば、技術が進んだ現在では鉱物油が肌に悪いなんてことはありませんし、パラベン以外の防腐剤を使っているからいいかというと、そんなことはありません。
 
 
無添加化粧品だって、どこの会社でもつくることができます。
 
『無添加化粧品』をやっていない会社は、できないのではなく、やっていないだけなのです。
 
 
ただそれでも買うときに気にする人はいるので、そういうことを理解している化粧品会社は「パラベンフリーです」とか「気になる方のためのパラベンフリー」といった程度の表示をしています。
 
ですが「パラベンフリーなので安全・安心です」とか「肌にやさしいパラベンフリー」といった表現をする化粧品会社もあります。
 
こういう表現をしている会社は、本当にわかっていないか、煽って買わせようとしているか、どちらからです。 
 
 
ですので「無添加」や「○○無配合」という謳い文句は、話半分で聞いていてもよいでしょう。
 
 
 Column:化粧品と『パラベンフリー』
 
 Column:無添加化粧品の定義と本質

 
 

 
 
【ポイント6:詰め替え品のある基礎化粧品は肌の刺激に注意】

 

詰め替え品のある基礎化粧品は肌の刺激に注意 
最近、特に低価格帯の化粧品について、アルミパウチの詰め替え化粧品が発売されることが多くなっています。
 
買う側からすると安く買えますし、売る側からするとリピートしてもらいやすくなるので、詰め替え化粧品が増えてきているのでしょう。
 
 
ですが、詰め替えのある化粧品には、防腐剤が多めに配合されていることがあります。
 
なぜかというと、家庭で詰め替えられるとき、どういう衛生環境で詰め替えられるかがわからないからです。
 
 
汚れた容器に詰め替えられて菌が繁殖してしまい、化粧品が腐ってしまった、となると大変なことになります。
 
詰め替えのない化粧品はクリーンな環境の工場でつくられるので、それに見合った防腐剤でいいのですが、家庭で詰め替えられるとなると、安全策で防腐剤を強くしておくしかないのです。
 
 
お風呂は菌が繁殖しやすいので、シャンプーやリンスにはより強い防腐剤が入っていますが、これらはすぐに洗い流してしまうので、それほど問題にはなりません。
 
ですが基礎化粧品については、肌に塗ったままです。
 
詰め替え品のある基礎化粧品については、詰め替え品のないものに比べて防腐剤が多いと考えて、肌への刺激には注意しましょう。
 
 
 Column:誰も言わない『化粧品の選び方』【総集編】
 
 
 
 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
 
化粧品選びはとても難しいものです。
まだ他にもいろいろなポイントがありますが、それはまた他のブログでお話ししていきたいと思います。
 
皆様がご自分に合った化粧品に巡り合えますよう。
 
 
 
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化粧品の原価はどれくらい?
 
化粧品の原価はどれくらい?【実践編】
 
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Thanks for reading to the end
 
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