LABORATORY No.7 あなたはまだ肌の可能性を知らないかもしれない。薬学から生まれた革新のエイジングスキンケア

日本の化粧品を変えなくちゃ。

日本の化粧品を変えなくちゃ。

answer cosmetics,化粧品 広告費 
こんにちは。ラボ7のよっしーです。
 
LABORATORY No.7が読めない!というご意見と、ラボラトリーナンバーセブンという呼び名が長い!というご指摘もあり、最近『ラボ7(ラボナナ)』という愛称をよく使っています。
 
今回はひさしぶりに個人的なブログを載せようと思ったのですが、どうも私のメンタル系の話(ご病気のほうではなく、潜在意識とか、世界との関わり方とかの話)はあまりウケが良くないようなので、やっぱり化粧品に絡んだ話をしようかな、と思います。
 
気楽に読んでいただけたら、うれしいです。
 
 
 
ここのところ『なぜ、ラボ7をつくったのだろう?』ということを、よく考えます。
 
 
●最高のスキンケアを追求してみたい。
 
●『自分が使うなら』ということを考えて、コストより本質で化粧品をつくりたい。
 
●そういう新しい化粧品を世の中に出して、選んでくれる方に喜んでもらいたい。
 
 
そういった個人的な『欲求』から
 
 
●微量しか成分を入れず、化粧品の効果なんて考えていないくせに、客引きばかり立派にしちゃって(苦笑

 
●業界の価格構造、おかしいでしょ?(怒)
 
●プロから見ても善し悪しがわかりにくいなんて…。一般のお客さんは何もわからず買わされているよね…(憤)
 
 
といった現在の日本の化粧品に関する『不信感』まで、さまざまなコトが『なぜ、ラボ7をつくったのだろう?』ということのパーツになっています。
 
 
こういったことをまとめてひとことで表現すると
 
『日本の化粧品を変えなくちゃ』
 

というのが『なぜ、ラボ7ができたのか?』という答えになるのかな、と思います。
 
 
 
毎日肌につけて、それが10年後、20年後、30年後の肌に、さらには場合によっては人生そのものに影響していくというのに、日本という国において化粧品は、あまりに軽視され過ぎているし、野放しになっていると感じます。
 
 
ごく微量しか成分を入れなくても「○○配合」と広告でき、また成分の配合量はほとんど公開されないので、化粧品の善し悪しはプロが見ても外からでは、なかなかわかりません。
 
さらに、無添加やオーガニック、ノンパラベン、ノンシリコーンなど、いろいろな謳い文句があり、これを本当にいい化粧品をつくっている会社と、単に売りたいだけの会社が「本当にそれはいいのか? 悪いのか?」を超越したところでゴチャゴチャに広告するので、一般の方の判断をさらに狂わせます。(実はこういった広告の仕方でその会社の姿勢やレベルがわかるので、同業者としては判断しやすくなるのですが…)
 
「使用感がよくて肌に合っていれば、いい化粧品」と思われがちなので、化粧品会社はコストの高い美容成分をしっかりと配合するよりも、万人の肌に合いやすいように水に近い組成の化粧品をつくります。
使用感とパッケージ作り(見た目がよくなければ売れません)には凝りますが、効果は二の次。水とグリセリンで肌を浸すだけのような化粧水が普通に売られています。
 
 
 
「どこの会社の化粧品がいいですか?」
 
昔も今も、よくそういうことを聞かれます。
 
「これを使っているのですが、どうですか?」
 
「クレンジングは何を使ったら肌にいいですか?」
 
「4ステップもあって面倒なのですが、そんなにいるのでしょうか?」
 
みんな、ご自身の使っている化粧品があるのに「自分の使っているコレがいちばんいい」という確信を持っている人はほぼいません。
 
 
やっぱり
 
『日本の化粧品を変えなくちゃ』
 
そう思うのです。
 
 
 
 
ところで、ラボ7はほとんど広告費をかけていません。
 
こういったブログなどでラボ7を見つけてくださるリピーターさんたちに支えられています。本当に感謝です。
 
正直、広告や販売促進にお金をかけないブランド運営はとてもたいへんです。なにしろ積極的にお客さんを増やすことがほとんどできません。
 
 
なぜ広告や販売促進にお金をかけないかというと
 
『広告費や販売促進費を商品代に乗せたくないから』です。
 
 
「商品代に乗せなければいいじゃん」と言われてもそうはいきません。化粧品会社は「化粧品の代金」でしか利益をあげていないのです。
 
旬な女優さんを使ったTV広告費も
 
豪華な無料サンプルをつくる費用も
 
美容部員さんやコールセンターの人件費も
 
ブランド運営に必要なすべてのコストが、化粧品の代金には含まれています。
 
 
 
今の日本には化粧品が溢れています。
 
利益率がいい(要は儲かる)と思われているので、食品メーカーやアパレル業界からの参入も、いまだ相次いでいます。
 
でもそれだけ競合相手が多いので、広告合戦になっています。
 
 
だけど、これってどうなのかな? と思わずにはいられません。
 
利益率がいい = 化粧品は中身にお金がかかっていない
 
ということに他ならないからです。
 
 
中身にお金がかかっていないのに、その化粧品に広告費や無料サンプルのような販売促進費がたっぷりと乗っかっている。
 
いったい皆さんは、何にお金を払っているんでしょう?
 
あなたの気を惹くために化粧品会社は散々広告費を使って、あなたが払う化粧品代でその広告費を回収する。
最初のきっかけをつくるために無料サンプルをばらまいて、リピーターになったときには他の人に配った無料サンプル分まで払わせる。
 
みんな化粧品にお金を払いたいわけであって、他の会社より魅力的だった広告を見せてくれたことにお金を払っているわけではないですよね。
「無料サンプル」というのだから、「無料」なんだ、と思っていますよね。
 
 
でもなんで、こんなことが起こるのでしょう?
 
それはたぶん、前のほうでお話ししたとおり「化粧品の善し悪しがわかりにくい」からなのです。
 
価格に対して美味しくなければ、そのレストランにはもういかないでしょう。だけど化粧品は、価格に対して美味しいのか不味いのか、それさえわからないものなのです。
 
化粧品会社は、中身の善し悪しに関係なく、魅力的にさえ見せることができれば高い値段で化粧品を売ることができます。
 
だからこそ、化粧品会社にいちばん大切なのは『誠意』だと思うのです。
 
 
 
やっぱり
 
『日本の化粧品を変えなくちゃ』
 
そう思わずにはいられません。
 
今後ともラボ7を、あたたかい目で見守ってもらえるとうれしいです。

 
 

薬剤師の化粧品とハムスター。化粧品の説明へのリンク

 


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